夏、最も暑い三日間に参加すべく準備をしていたコノエはふと思い付きました。 『せっかくちるを帝都に連れていくのだから、お迎えセレモニーとかしたいよね』 ‥‥考えてみれば、春に杜の都から北の辺境にわざわざ来てくれて4月。‥不安定な母の癒 し係として日々側で見守ってくれてる可愛い息子クンです。‥お礼も兼ねてセレモニーして あげたいなーと思ったのですよ。 実際どうだったかというと‥‥。 夜行バスにゆられ9時間の長距離移動も堪えてくれたんだし。かーさんのわがままにも付き 合って東京中巡ったし(というか不動巡りの時バッグを専用から自前のに移して連れていた りしました‥‥/をい‥)、更に三日間の初日に店を構えていたのですが、そこでイイコに 店番しててくれたし(笑)。‥‥服や靴を誂えるのは当初から予定内だったので、セレモも 付けてあげようかなぁと。 初日のお祭り(笑)が終わりホテルに帰還して、ちるやちび兄さん達を布団でリラックスさ せて。コノエは秋葉原の天すみまで買い物に行ってきました(をい)。 UVカットのスプレーやらアイサイザーやらゲトして、きました。こちらにはフルチョでき るヘッドや妖精耳やらボディ、手足が展示されているので、大変ためになります。 が、まぁ‥これで目移りしているアホがここに。 その後、部屋に戻り何故かアルタ天すみに電話(全く持って理解不能と思われる方がいるか と思いますが、コノエにとってアルタ天すみは最初にSDに惹かれた場所なのです。だから どうせならその運命の場所で行いたかった訳です)。翌日の夕方に予約をしました。 続く二日目のお祭りはお友達につきあって頂いて新宿の博物館に行ったりあちこちふらふら して夕方に別行動。ホテルに一度戻りちるを連れて新宿へ(なかなか無駄な往復をしてます が、地方の人間なため色々見るのが好きなんです/苦笑)。 約束の時間前に着くも、お客さまが沢山いらっしゃったので、ちと保留(小心者)。 店員さまの手空きを見てセレモ予約者である事を告げますが、 『すみません‥。もうちょっと待っていただいてよろしいですか』 と言ってしまったあたりなかなかの小心者でヘタレです(本当にな)。 セレモで撮る写真を送るため連絡先やちるの名前を記入したりして、ちょっと時間を潰す事 にしました(ちなみにいっつもちるとかちーとか呼んでいるため、『千琉』と書いた字の上 にフリガナを書こうとして躊躇した駄目母はここに。‥『センリ』だっての/ツッコミ)。 しばし店内を見てまわり、ちるにスタンドと服。(地元友人への土産として)パーフェクト カタログを購入してました。 さて、人も程よく少なくなったし(笑/ちるは人見知りをしないので、人が多い方が喜んだ かもしれませんが)、『そろそろお願いします』と店員さまに告げます。他のお客さまの邪 魔するわけにもいかないので、店外の掲示板近くの椅子を使わせていただきちるを外に出し て服や髪や何より耳と尻尾を整えてあげます。 『いい子にしててね』とお願いして、店員さまの手→セレモ用のケースへ。『準備できまし たらお知らせします』との事なのでもう少しお店にいるお兄さんお姉さん方を拝見。 実質セレモは19時頃だったでしょうか。たまたま居て巻き込まれた方は‥5人くらいだっ たかと思います(それよりもむしろちょうど入り口閉鎖した時にエレベータ到着された方ご めんなさい‥‥)。お店の灯りを落とし、マントを羽織った店長さまがセレモニー開始を宣 言されました。 お迎えのお言葉をいただき、蝋燭の炎を吹き消し、セレモのケース→コノエの手へ。 セレモニーに立ち会って頂いた店員さまや他のお客様の拍手をいただいてお店に灯りが戻り ひとまず終了です。‥‥とはいうものの、その後ケースの前でちるとコノエは記念撮影をし ていただいたのですけどね。 その後、セレモニーに参加してくださったお客様のお一方が大きいお兄さんをお連れだった ので、お店外を使わせていただきお写真を撮らせていただきましたv (猫目丸さま、シェイドお兄さん、その節は大変有り難うございました‥m(_ _)m) ちるはセレモニーも楽しかったけれど、お店にいるお兄さんお姉さんを近くで見れたのと、 シェイドお兄さんとお知り合いになって一緒にお写真撮れたのがすごく嬉しかった様子。 その時の写真はいつになく嬉しそうでしたvv 関口店長さま、店員の皆様、そしてセレモニーに参加(半ば強制ですよね/をい)してくだ さったお客さま‥本当にありがとうございました。この場を借りてですがあつく御礼申し上 げます‥!! ‥ところで、セレモニーのお言葉の中の一節がとても心に残るというか何というか。 まぁ日記にも書いてあるのですが、『(コノエを)癒し、励まし、そして心からの喜びをお 届けする存在となって欲しい。』そんな言葉があるのです。 長期出張(むしろ研修で勉強)をしていた時期の僅かな休みに訪れた青葉の杜にあるSR。 そこで半ば発作的とも言えるような勢いでちるがウチの子になる手続きをしたのは4月と少 し前の事でしたが‥。その間、喜怒哀楽を共にして(むしろしてもらって/わぁん)嬉しい 事は相乗で倍以上、悲しい事やヤな事はちるが半分以下にしてくれてました。 店長さまのお言葉はもう十分すぎるくらい実現しておりますよ!! ちるがいてくれて良か ったという事たくさんありますもん。‥後は‥お言葉の中にある『この上なく幸福な千琉』 になれるように、コノエが頑張るだけです。ちるがウチの子になれてよかったな、って思っ てくれるようなかーさんになるんだーと決意を新たにした日でもありました。 最後に自爆紛いのオチらしきモノを一つ(折角いい話↑なんだから何もそこで‥/苦笑)。 セレモニーの間、母本名(とはいえ苗字ですが/笑)とちるの名前でお言葉をいただいてま した(母通称(コノエ)でできんもんか聞いておけばよかった/恥)。 いやもう千琉千琉連呼される度違和感が。‥‥普段ちるとしか呼んでないツケがこんなトコ にまでー(ぎゃー)。 (2004/08/31up) |